風の小径

写真で綴る季節のひとコマ 

雨の日の木槿

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雨の日に、木槿(むくげ)の花が咲いているのに出会いました。

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木槿はとても夏らしい花です。でも秋の季語だそう…。

 「それがしも 其の日暮らしぞ花木槿」(一茶)

花は1日花と言われてますが、実際は2−3日もつそうです。

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「修理寮の雨にくれゆく木槿かな」(蕪村)

白い木槿は曇天でも美しいです。

この木槿は千利休の孫の千宗旦が好んだことから

「宗丹木槿」とも言われています。

 「雨はれて心すがしくなりにけり窓より見ゆる白木槿のはな」(斎藤茂吉

うん、やっぱり青空に映える白木槿を見たいものです。^-^

 

(おまけ)その1 久しぶりのメジロちゃん♪

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ピンク色の木槿の写真を撮っていたら、後ろの木にやってきたメジロちゃんです。

最近、メジロちゃんはいつも背の高ーい樹の上で、

「はりきってさえずってます」状態だったのだけど、

ときどき小さな声(?)でつぶやくように鳴きながら

近くに飛んでくる時があります。(「ピルルル」と聞こえる)

今、ムスメのコンデジZX-1を借りていますが、

8倍ズームなので、鳥を撮るときはちょっときびしいです。

こんなふうに近くに飛んで来てくれた時は、嬉しいかも…♪

(でも逆光で、シルエットしかわからないけれど…(^^;)

 

(おまけ)その2 今日の夕暮れ

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 今日は昼間もそんなに気温が上がらず、涼しかったと思うのだけど、

西側のお部屋にいたら、遠くの方から「ジーーーー」という鳴き声が!

あまりにも離れていて、一瞬そら耳かと思いました。(^^;

どうやら今年もセミの一番乗り、ニイニイゼミが鳴き始めたようです…。