風の小径

写真で綴る季節のひとコマ 

祇園祭-山鉾巡行-その2

7月17日(火)山鉾巡行の続きです。

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「放下鉾」

この写真ではわかりにくいですが、(いや、まったくわからないけれど(^^;)

先頭に稚児人形が乗っています。

昔はほんものの稚児が乗っていたそうですが、

昭和4年からこの「三光丸」という稚児人形になったそうです。

(次回はやっぱり前を撮ろう…)

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見送は「バクダット」(皆川泰蔵作)

1982年(昭和57年)からこの新しいタペストリーが使われるようになりました。

(白フクロウを見ると、ついホグワーツ?と反応してしまう…(^^;)

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鉾頭は日、月、星の三光が下界を照らす形をしています。

またその形が州浜に似ているので、「すまは鉾」とも言われているらしいです。

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「放下鉾」全体。

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「岩戸山」曳山です。

屋根の上に祀られたお人形は伊弉諾尊。手に持つのは天の逆矛(さかほこ)。

なかには「天の岩戸」の神話、天照大神、手力男命のお人形が祀られてます。

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先頭に乗っている音頭取のお二人が辻回しの合図をかける瞬間。

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 見送は復元新調された「日月龍唐子嬉遊図」。

(すみません、ここを訂正しました。)

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「岩戸山」全体図。 

山なので屋根には鉾柱ではなく松が飾られます。

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「船鉾」 鉾全体がお船の形。

舳先には金色の「鷁(げき)」と呼ばれる瑞鳥が飾られています。

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船尾には飛龍文の舵をつけています。

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「船鉾」全体図。

「船鉾」のあとは「後祭」の巡行列になり、

「橋弁慶山」「北観音山」「鈴鹿山」「浄妙山」「黒主山」

南観音山」「鯉山」「八幡山」「役行者山」と続きます。

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最後は「大船鉾」。神功皇后の説話による凱旋の船鉾。

今年より神功皇后の神面を唐櫃儀に奉安し、

「唐櫃巡行」として142年ぶりに巡行に復帰しました。

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お囃子。小さなお子さんもいらっしゃいます。^-^

「大船鉾」は幕末に焼失、2014年に再建をめざしているそうです。

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四条大橋からのながめ。この日、京都は梅雨明け。

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暑い一日でした。

巡行は終わりましたが、「祇園祭」は7月末までまだまだ続きます…。

(最後の夏越祭祭あたり、行けるかな…夏バテしてなかったらだけど、(^^;)