風の小径

写真で綴る季節のひとコマ 

「ドライアドの泉」に寄せて。

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もし、アンが名付けた「ドライアドの泉」が本当にあったとしたら、

こんなふうに、周りの樹々が映り込む泉だったのかもしれません。

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あの森の先には、窓から灯りで合図し合ったダイアナが住んでいる。

…そんなふうに想像すると、楽しくなります。

昨日、旅日記のほうに「風のガーデン」の周辺の記事を書いていたら、

そうだ、この風景は赤毛のアンの物語に似ていたのだと

かつて行ったPEIのことを急に思い出したのでした。

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四捨五入するとかれこれ20年前、アンの物語の舞台に行った事があります。

ちょっと懐かしくなってアルバムを開いてみました。

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アルバムには写真や絵はがきにまじって

いろいろメモ書きがはさんであり、すっかり忘れていた事も書いてありました。

たとえば「St.John's(ニューファウンドランド島)のタクシーの運ちゃんには

行きに14ドルにとられ、帰りは7ドルだったという話を

PEIの運ちゃんにしたら、ちゃんと正当な料金を請求した。」とか、笑。

(料金メーターはどちらの島のタクシーにもありませんでした。言い値?!)

PEIのレンタカー屋のお姉さんが優しくて、

午後5時30分に返却しなきゃいけないけれど、たぶん間に合わないと言ったら、

「OK! 返却は明日の朝でいいわよ。ついでに空港まで送ってあげる!」と

とても親切にしてくれた、とか…。

(それに比べてカルガリーのレンタカー屋のおねーさんはこわかったことも

思い出す…(^^;)

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アルバムにはパンフレットも全部ファイリングしてあります。

デジカメで記録を残す前は、

こうしてアルバムに貼って整理していたのですねぇ。(遠い目)

…あの頃、今のようにインターネットが発達していたら、

旅の記録のまとめはブログでしていたのでしょうか…。

そういえばここ最近は旅行でもらったチケットやパンフを

こうして保管することもしなくなりました。

写真は少し色あせているけれど、こういうアルバムもいいものだな…と

ちょっと思い直しています。

赤毛のアン (新潮文庫)

赤毛のアン (新潮文庫)

かつて読んだのは、この村岡花子訳。

赤毛のアン―赤毛のアン・シリーズ〈1〉 (新潮文庫)

赤毛のアン―赤毛のアン・シリーズ〈1〉 (新潮文庫)

こちらは新装版。

(村岡花子氏のお孫さん美枝さんの手で、少し改訂されています。)

 

なお、上の2枚の写真は富良野の「風のガーデン」の周りの風景です。

『風のなかの『旅日記』」のほうに

2012北海道の旅-その10- 風のガーデンの周辺」をUPしています。


2012北海道の旅-その10- 風のガーデンの周辺 - 風のなかの「 旅日記」

よろしかったらお立寄ください。(おじぎ)

 

(おまけ)

そういえば、プロフィールアイコンのお人形は、

このとき買って来たアン人形だったのでした。(^^;