風の小径

写真で綴る季節のひとコマ 

朝露にぬれる。

ある日の朝、

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朝露がキラキラと輝いて、とてもきれいでした。

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おっこちそうでおっこちない♪

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おひさまの光入りのはかない宝石…。

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4連の光粒♪

   つるつると笠をすべるや露の玉  子規

 

近頃は朝の十時前でも草の中を歩くと、足もとが濡れてしまいます。

十月の歳時記カレンダーには、「露時雨」という言葉が載っていました。

それによると、露が一面におりて時雨にぬれたようになること、

また草木においた露が、時雨のふりかかるようにこぼれることを言うのだそう。

秋の季語でもあるらしいです。

なるほど♪ アスファルトの上ではわからない季節感。

草の上を歩いていると、秋の深まりが感じられるものなのですね…。

 

   赤玉の木の実も降るや露時雨   一茶

 

 (おまけ) ムラサキシキブ

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こちらは紫色の秋の粒♪