風の小径

写真で綴る季節のひとコマ 

苔の上の白い貝殻?

 

10月の終わり、ある晴れた日のこと。

あまりにお天気がよかったので、病院へ行ったあと、

北白川からそれて、すこし山手の道を散策しながら帰ることにしました。

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詩仙堂の手前の細い道を折れ、 圓光寺に差しかかったとき、

ふと苔の上に突き刺さった白い貝殻のようなものが目の端っこに映りました。

思わず足をとめて、その貝殻のようなものを凝視。

ん?これは、ま、まさか、 まめ (id:mame90)さんがおっしゃていた

カミーノ・デ・サンティアゴのほたて貝?!と、

ちょっとドキドキしながらズームしてみました。^-^;

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あ、違った…。なんだ、きのこだった。(ちょっと残念、^-^;)

そうだよね、まさか臨済宗南禅寺派の寺院のおもてに、

カミーノの道しるべがささっているわけないよね…。

(でもズームするまでは、本当にホタテ貝がささっているように見えたのです。)

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苔の真ん中にきのこひとつ…美味しそうなきのこだけど、

果たして食べられるきのこ?

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貝殻、もとい、きのこにトラップされたので、^-^; 写真をぱちり。

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まだ紅葉が始まっていないので、静かな境内。

焚き火の白い煙がゆっくりと立ち上っていました。

(境内にはあらためて、もう少し紅葉が進んだら行くことにしましょう。)

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こちらは圓光寺のお隣にある、西圓寺。

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北山台杉がまるで参勤交代の時に足軽が持つ長柄のよう。^-^;

 

(おまけ)散策の途中で見かけたもの

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ツワブキの花。そして、金平糖のようなピンクいろと白色のは姫蔓蕎麦。

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一面のヒメツルソバ(姫蔓蕎麦)。

ここでは小さな生き物たちの小さな生活がありました。

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ツマグロヒョウモンの吸蜜。

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シジミチョウの吸蜜。

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この夏を波瀾万丈に過ごしたかもしれぬシジミチョウ、羽根がもうぼろぼろでした。

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 小さな紺色の実、見つけた。

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クサギの実。まるでピンクのお花みたいです。^-^

野の花と小人たち―画集 (安野光雅の本 1)

野の花と小人たち―画集 (安野光雅の本 1)

 

 紺色の小さな実を見つけたら、

この安野光雅さんの描いた小人たちに会いたくなりました。

 

 

ー☆ー

この日は病院で肺機能検査を受けてきました。

結果を見せてもらったら、なんと私の肺年齢は27歳なんだそう。

なんだかとっても意外でした。

レントゲンでも肺はとても綺麗だと…。

(肺年齢だけ見れば、ずいぶんと長生き出来そうな…^-^;)

相変わらず咳が出始めると、呼吸は苦しかったりするのだけれど、

喘息の数値?も少しよくなっているようなので

お薬は少し減らしましょうと、ひとつお薬は少なくなりました。

一歩前進というところ?