「 紅葉便り-光悦寺その1-」の続きです。
拝観料を払ってお庭に入ると、まず目に入ったのが、このりっぱなヤツデでした。
天狗さその辺に隠れていそうです…^-^;
その下の苔とシダの緑も、木漏れ日のもと美しく輝いていました。
そして、その左手を見上げたら、ほらっ、このとおり!
気の早いもみじがすっかり紅葉していました。
赤と黄色の紅葉の天井です。
この写真を撮っていたら、背後の池でぽちゃんと音が…笑。
どうやら、どんぐりが池に落ちる音のようでした。
お日様の光に輝くもみじ。
黄色からオレンジ色へ…滝のように流れています。
常緑樹をバックに映えて。
光と影。
西日を浴びて。
「大虚庵」7つの茶室のうちのひとつ。
もともと「大虚庵」は光悦の居室であったそうですが、
これは大正時代に建てられたものだそうです。
「大虚庵」の前のドウダンツツジの葉っぱは赤く紅葉していました。
「大虚庵」の周りには「光悦垣」がめぐらしてあります。
もみじと光悦垣。
「光悦垣」は臥牛垣とも言うらしいです。
(曲線になった端っこの垣の様子を撮ってこなかったのが残念…
これはまた次回行ったときに。)
光悦垣を彩る模様のように。
もみじの赤と苔の緑と。
赤もみじ、青もみじ。
苔の上のもみじの光と影。
本阿弥庵の前の手水鉢には、もみじが浮かべてありました。
紅葉の向こうには鷹ヶ峰が見えます。
鷹峯三山。(左から鷹ヶ峰、鷲ヶ峰、天ヶ峰)
3時前、お日様は天ヶ峰の向こうへ。 山里の日暮れは早いです。
紅葉の途中は、赤の縁取り。
もみじのむこうにある馬酔木は、早くも来春の花の準備をはじめていました。
西日がさして、光溢れるお庭。
葉っぱのトンネルの向こうは色づいて。
もみじの間に、光の玉を見っけ♪
そして、苔の上にはどんぐりと赤いもみじの葉っぱ。
よく見ると、赤い実も落ちてます…♪
あ、ぼうしをかぶったどんぐりも見ぃつけた!^-^
そして、まるで小人さんの椅子のようなまぁるいきのこもみっけ♪
この赤い実は、コバノガマズミ?
季節外れのイトトンボもいました。
さて、ゆっくりとお庭も散策出来たことだし、
そろそろ帰ることといたしましょうか。
秋が深まれば、この門にかかるもみじも、もっと赤くなることでしょう。
また来よう…そう思う光悦寺でした。
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