風の小径

写真で綴る季節のひとコマ 

大船鉾 拝観。

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再びの「大船鉾」。

お昼間に時間があったので、見に行ってまいりました。

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お天気なので、大金幣に今日はビニールがかかってません♪

この金幣、200年前に作られたものだとか。

鉾がなくとも、ちゃんと150年の間、守り続けられてきたのですね。

(なんだかそれだけで感動してしまう。)

和紙に金箔押し。文化11年(1814年)製。

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右舷、下から見上げた図。

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水引、一番は飛龍に波濤の図。十九世紀のもの。(日本製)

二番は翔雲文に散らし花文様。同じく十九世紀のものだそうですが、

一部、十七世紀の中国製のものが混じっているらしいです。

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艫高欄懸け、この鳳凰の図、なんと十七世紀のものだそうです。(日本製)

保存状態が素晴らしいです。

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こちらは右舷側の鳳凰。

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飾り天井がまだ出来ていないので、今年はこのようにむき出しです。

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文字が書かれていて、興味深いです。

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足もと。板に番号がふってありました。

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巡行のときに、ご神体がおさまる場所です。

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その上。

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囃子方の目線で。

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舳先。

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胴懸けは十九世紀のものだとか。

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車輪。

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左舷、下から見上げた図。

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大金幣、とても和紙で出来ているとは思えないほど重層な感じです。

新旧が融合した大船鉾、これからも進化が続きそうで、

目が離せませんね。

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舵、降り龍と波濤の図。十八世紀、日本製。

目はガラス玉だそうです。

 

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↑拝観料は300円でした。

なお粽は売り切れていました。

(20日に買っておいてよかった。^-^;)

ほかの山も売り切れていたりしたので、

昨日はたいそうな人出だったのかもしれませんね。

 

 …というわけで、ほかの山の話に続きます。

(只今写真の整理中、しばらくお待ち下さい…m(_ _)m)

 

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