少し遡って10月のある日、寺町通方面へと出かけました。
まず立ち寄ったのは「鳩居堂(きゅうきょどう)」さん。
お店に入るとお香の独特の香りがします。
今回、立ち寄った目的は、鳩居堂で朱印帳を買うことでした。
あれこれ迷った挙げ句、買ったのはこの緑色の小紋柄のもの。
先日、晴明神社で購入した御朱印帳より一回り小さいものです。
比べてみると、こんな感じ。
さて、御朱印帳を手に入れたので、
斜め向かいにある「本能寺」にお参りにまいりました。
かの本能寺の変の時には、お寺は四条油小路にあったそうですが、
その後こちらの場所に移転したそうです。
本堂。
この日はいいお天気でした。
本堂の奥に入ると、信長公の廟があり、
その隣には「本能寺の変」で亡くなった方々が祀られています。
そして、ここで確かめるのはもちろん、
万城目さんの小説「長持の恋」に登場するあのひと。
そう、ちゃあんとここに彼が生きていた証があるのです。
しばし、ここで手を合わせます。
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本堂の脇では、ツワブキが咲いていました。
塔頭寺院。
紅葉が午後の光で透けて美しかったです。
加藤清正公寄進の「臥牛石」。
本当に牛が臥せているように見えます。
さて、再び本能寺の表門。
飾り瓦は縁起のよい桃。
そして、おや、鳥のお顔が…。
家に帰って調べてみたら、
これはどうも「結び雁金」という寺紋だったようです。
本堂の写真を後で見たら、写っていました。
(なので、トリミングして拡大してみました。)
もうひとつ、「鶴の丸」というのが対になっていたようですが、
こちらは残念ながら写っていなかったので、また次の機会に。
(追記)
ところで、「本能寺」の「能」の字、よくみると「」となっていますね。
これは何度も火災にあったので、「ヒ(火)」を嫌って、
この字をあてるようになったそうです。(以上追記ここまで)
御朱印いただいてまいりました。
(おまけ)
この日の三条大橋。
その2に続きます。