風の小径

写真で綴る季節のひとコマ 

京都御所、秋の一般公開、前編。(2015年度版) -紫宸殿・高御座(たかみくら)-

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秋の京都御所一般公開に行ってまいりました。

この宜秋門(ぎしゅうもん)からなかに入ります。

春にも逢えなかったけれど、今回も入り口で警察犬に逢えませんでした…ぐすん。

 

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 宜秋門入ってすぐ右手にある御車寄。

 

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今回の御車寄の展示。

 

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座田重就(さいだしげなり)「春秋花鳥」

江戸時代後期の画家だそうです。

今回の展示は秋のほう。紅葉した樹木に小鳥がとまっている図だそうです。

 

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この白黒の鳥さん、日本では見かけないのに、襖絵ではよく見かけます。

以前、山科の毘沙門堂で見た「とりあわず」の襖絵が確かこの鳥でした。

で、何の鳥だろうと調べてみたら、どうもクロヒヨドリ(シマヒヨドリ)という

台湾や中国に生息する鳥さんみたいです。

↓これ。

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写真はBlack bulbul - Wikipedia, the free encyclopediaより。

襖絵によく描かれているということは、

昔、この鳥が輸入されて飼われていたということでしょうかね?

 

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諸大夫の間の屋根。

 

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諸大夫の間「虎の間」 遣戸(やりど)・障子が開放されていました。

 

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おかげで虎たちが明るく見えたのでパチり。

 

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この虎の絵は岸岱(がんたい)作。

 

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その隣の「鶴の間」(狩野永岳)と、

 

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さらに隣の「桜の間」。(原在照)

ちなみに「虎の間」が一番格上の間です。

 

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青空と新御車寄。

 

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月華門。

 

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月華門からみた日華門と紅葉。

京都御所の樹々たちも、少し色づき始めました。

 

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御室流。

 

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月輪未生流。

 

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嵯峨御流。

 

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 月華門の南側の門。

 

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 この門の名前がいつもわからないのですが、

ここからの景色が整然としていて好きなのです。

 

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御所は広いので混雑はこんな程度です。

 

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承明門の向こうに大文字が見えました。

 

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承明門から紫宸殿をのぞむ。

 

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建礼門。(正門)

天皇と国賓来訪の時に開かれる門です。

 

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建春門。

皇后や皇太子はこちらの門から入るそうです。

 

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春興殿と舞楽台。

11月3日(祝)の10時と11時に雅楽の催しがあります。

 

f:id:kazenokomichi:20151101173253j:plain承明門。

 

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紫宸殿。

手前の樹は左近の桜。

 

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即位式などの重要な儀式を執り行う最も格式の高い正殿です。

 

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「高御座(たかみくら)」

今年は大正天皇即位100年。

 

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回廊に「高御座」の全体図の写真と説明がありました。

この高御座というのは、奈良時代から天皇の即位式など、

重要な儀式に用いられていたそうです。

 

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金色のキラキラした飾りは「玉旛(ぎょくはん)」というもの。

 

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右近の橘。

なんだか黄葉してますね…だいぶ老木らしいのですが、大丈夫でしょうか。

ちょっと心配ですね。

 

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清涼殿。

今秋はめずらしく清涼殿で人形展示がありました。

(何回か見に行ったなかで、ここでの人形展示は初めてみました。)

 

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展示は「五節舞姫御前試(ごせちまいひめごぜんのこころみ)」

 

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これは、五節舞の天皇の前で予行演習する様子をあらわしたもの。

 

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紫式部は「紫式部日記」や、清少納言の「枕草子」には、

この舞姫に関する記述があるそうですよ。

 

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平安時代の舞姫たちを垣間みるようなお人形の展示でした。^-^

 

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いっぽう、こちらは大臣宿所に展示されていた

「威儀物捧持者(いぎものほうじしゃ)」と、

 

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「威儀者」

威儀者および威儀物捧持者は、

即位礼当日紫宸殿の儀で、紫宸殿南庭に威儀を正し、整列したそうです。

 

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大正天皇御即位時に使われた高御座の装飾。

 

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剣璽案。

さて、剣璽とは何ぞや?と思ったので、Wikipedia先生にたずねて見ました。^-^;

剣璽(けんじ)は三種の神器のうち、天叢雲剣八尺瓊勾玉を併せた呼称。神器の勾玉(あるいは神璽)とも呼ぶため、「剣璽」と称される。

 

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向かって右に剣、左に勾玉を置くそうです。

 

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先ほどの紫宸殿の写真を見ると、椅子の左右に置いてあるのが確認出来ますね♪

 

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敷物。

 

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い草の敷物に龍の刺繍、すごく細やかでした。

 

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大臣宿所から紫宸殿、清涼殿への渡り廊下。

 

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いつみても面白いなぁと思う垣。

 

長くなりましたので、続きます。m(_ _)m

↓2015年度版、秋の一般公開、後編はこちら。

kazenokomichi.hatenablog.jp

 

<関連エントリー>

kazenokomichi.hatenablog.jp

春の一般公開の様子です。

左近の桜の咲いている様子がわかります。

 

kazenokomichi.hatenablog.jp

 こちらは、去年の秋の一般公開の様子です。