風の小径

写真で綴る季節のひとコマ 

赤紫の空色。(追記)

赤紫の空色、そして水色のグラデーション。 金曜日の夕方の空はこんな不思議な色でした。 こんな日は何かがおこりそうな気がして、ちょっと気がソワソワ、いやぞわぞわします。 そして、暮れ行く鴨川。 重たい灰色の空…せっかくのお月様もこんな日は出て来て…

赤い光と10月の蝉。(追記あり)

10月10日(木) 以前、体育の日は10月10日でした。 ムスメの幼稚園の運動会はこの日といつも決まっていましたが、 体育の日が10月の第二月曜に変わってからはどうされているのかな? やはり体育の日にされているのかな? ということは今年は10月…

台風のち鴨来る。

10月9日(水) 台風の影響で朝出かける時には結構な雨が降っていました。 もう10時前だというのに、賀茂大橋の灯りが灯ったままだったし。 あの橋の灯りは時間ではなく、その時の明るさで灯るのか…。 お昼過ぎには嘘のように晴れて喜んでいたのに、 夕…

山の上にお山のせて。

10月7日(月) 10月ももう中旬に差し掛かろうとしているのに、 この蒸し暑さは一体なに?! 今日はお天気が悪いのかと思っていたら、思いのほかよいお天気でした。 比叡山の上に、「雪山」現る?! まるでたぬきが化かしたかのような雲…はっ ま、まさか…

長〜い影法師。

10月6日(日) 金木犀の甘い香りに誘われて、お散歩に出かけました。 西日があたって、金木犀が輝いています。 お日様に背を向けて歩き出したら、とっても足長な影法師が出現しました♪ 「なが〜い影法師!」(京都銀行風に…。) ↑これって、京都の人にし…

ピンクに染まる。

10月4日(金) お日さまが西の山に沈んでいってしばらくしたら、 空がピンク色に染まっていました。 柔らかな色。 川面もピンクに染まります。 そして、ピンク色の夕焼けのなかを、ブラックスワンが泳いでいきました。 トワイライトが見せる、夢の踊り。 …

地層のような雲+白猫ちゃんズ(鴨川猫ちゃんズ番外編)

10月2日(水) お昼間は日差しも強くて、10月とは思えないような暑さでした。 夕方、窓から見えた空は、まるでいくつもの層が重なるように見える雲が オレンジ色と金色に染まって違う地層を形成しているかのようでした。 しばらくすると、雲に隠れてい…

松の木の鳶(訂正・追記あり)

9月の最終日。 大きな松の木の上に鳶の姿がありました。 目がクルリンとしていて、可愛いです。 今年生まれた子でしょうか? ↑Tpongさんのコメントでこの子は成鳥だとわかりました。 (Tpongさん、ありがとうございます。m(_ _)m) なので、題名も「鳶の子…

秋は夕暮れ(追記あり)

先週のこと、仕事が一段落してふと窓の外を見たら、 ちょうど西の山に夕陽が沈んだところでした。 この西の山と見ている場所と御所とは、ほぼ一直線上にあります。 かつて清少納言が「秋は夕暮れ」と記したのは、 この山に沈みゆくお日様と夕焼けを見てのこ…

秋の空

9月28日(土) 朝6時過ぎに目覚めて外を見ると、雲がお日様の光で輝きはじめるところでした。 よいお天気になりそうです。 爽やかな秋の空気に誘われて、夕方DVDを借りに行ったあと、 河原を歩いて帰ることにしました。 綿菓子のような雲が広がっていま…

北風の強い日。

9月26日(木) 今日はとても風の強い日でした。 風は北から南へと、灰色の雲を従えながら、びゅーびゅー吹いています。 そして北風は時々縮緬皺のような細やかな波が立てながら、 あっという間に水面の上を通り過ぎて行くのです。 川の端は先日の台風で、…

秋晴れの午後。

連休中はずっとよいお天気でした。 梨木神社の萩まつりに出かけた帰り、荒神口から鴨川に出ました。 荒神橋から。 ここの亀石はあの台風の後でも大丈夫だったみたいです。 秋晴れのなかの比叡山。 ここを通ったとき、ふっと金木犀が香りました。 今年第一号…

初秋の廬山寺

梨木神社の「萩まつり」を堪能したあと、 寺町通をはさんで東向いにある「廬山寺」へ久しぶりに行くことに…。 「廬山寺」は天台系圓浄宗の大本山で正しくは「廬山天台講寺」と言うそうです。 そしてここは、紫式部の邸宅址です。 紫式部はこの地で一生の大部…

白鷺たち

夕方、すっかり落ち着きを取り戻した鴨川沿いをそぞろ歩き。 水がひくと同時に、川の中に再び中州があらわれはじめました。 中州に集まっていた白鷺たち。 よく見ると、あれれ? もしかして大・中・小と揃い踏み? 写真の一番左にいたサギさん、チュウサギさ…

待宵

9月18日(水)待宵 夕方、如意が岳の上に、透けるような白いお月さまが浮かんでいました。 白いお月さまと「大」の字。 それから、少し経った時。 淡くグラデーションのかかった空に浮かぶお月さま。 そして辺りがだんだん暗くなってくると、 鴨川に月の…

嵐が去ったあと。

9月16日(敬老の日) 早朝の緊急速報ではじまったこの日、 起きてテレビをつけたら、 目に飛び込んで来たのは京都市内に避難指示が出ているというニュースと、 渡月橋の映像でした。 市内で川の水が溢れるなんてこと、今まで考えたこともなかったので、 …

上弦のうさぎさん♪

夕方、仕事から帰る頃にオレンジ色の夕陽を見ました。 だんだん日暮れが早くなっています。 今日は残暑が再び戻って来て、 河原にいても蒸し暑くて、息苦しさを感じました。 暑くて、苦しい…。(案の定、気管支の調子がよくない。) この間の雨でますます生…

清和院御門の向こうに落ちる夕陽、そして…。

京都御苑の清和院御門の向こうに、赤くなったお日様が見えました。 少し場所をかえて、御門と木の間から。 そして御門を通り過ぎると、御所の向こうに沈み行くお日様の姿が見えます。 雲がかかって、なんだかザクロの実のようなお日様。 ズームすると、まる…

夕焼け光線

夕方、ポロン♪という音とともにムスメからメッセージが入りました。 「今、空がきれい! 写真とって!」と。 今日は一日引きこもっていたので、 ぼさぼさの髪と、とってもラクな(ルーズともいう)格好だったのだけれど、 とりあえずカメラを持って、外に出…

飛行機雲が描く空と…。

9月9日(月) 1週間のはじまりは、久しぶりに空気が澄んだ朝でした。 今日(9/9)は、飛行機雲が青空によく映えます。 クロスする飛行機雲 いろんな角度で線が引かれているさまは、見ているだけで楽しくなってしまう。 幾筋もの太い線を引いた雲は飛行機…

清流戻る。

9月5日(木) 長らく降り続いた雨もようやく上がり、 今日は青空が見えはじめました。 夕方、川沿いに出ると、昨日は濁流だった流れが もうすっかり清い流れに戻っていました。 昨日は茶色く濁っていた水しぶきも今日はほら!真っ白♪ まだ水は豊富で、流れ…

秋の長雨、のち夕焼け。

9月4日(水) 朝、キラキラとしたお日様の光がカーテン越しに降り注ぎました。 そのあまりに清々しい空気に「晴れた!」と小躍りしていたのもつかの間、 そのうち雲行きが怪しくなり、10時過ぎには再び雨が降り出しました。 今日(9/4)もまた、ザーザーザ…

大雨。

9月2日(月) 朝からどしゃ降りの雨が降っていました。 仕事から帰る頃、ちょうど雨は小やみになったので、 カメラを取り出して、草むらの水玉を撮ってみたり…♪ キラリと何か光っています。 葉っぱの上にコロンコロンと大きいのやら小さいのやら♪ 足元の水…

雨の日、ツバメは低く飛ぶ。

8月30日(金) 仕事場を出たら、雨が降っていました。 雨が降っているせいか、スズメたちの動きもややスローな感じ。 このコはまるで一本足打法のような…。 他のスズメたちが飛去った後も、1羽取り残されていたコ。 お顔がやや幼い…今年生まれたコかな。…

まるで秋の空のような。

8月26日(月)の夕方 仕事場から出ると、もう夕焼けの時刻でした。 南の空にはもこもことした雲。羊雲? 河原に出ると、リリリリィ、チチチチ、ジィィィ… 川の草むらからいろいろな秋の虫の声が聞こえてきました。 そのなかでリーン♪と、鈴虫らしき声も聞…

処暑、そして地蔵盆。

今朝、ゴミを出しに行ったら心なしか暑さが和らいでいました。 シャシャシャシャっと鳴くクマゼミの声も一時は増幅しすぎて 音の割れたスピーカーから流れるように大音量で聞こえていたけれど、 今朝はまだ夏なのね…というBGM程度におさまった気がします、^-…

今宵はブルームーン(追記あり)

仕事場から外に出ると、むっとした空気が体にまとわりつきました。 まるでネクター化した空気の中にいるような感じです。 河原を涼みながら(といっても暑くて涼めない…)歩いていると、 久しぶりにアオサギさんとコサギさんの2ショットに出会いました。 そ…

雲の織りなす模様。

夕方、空を見上げていたら飛翔する雲に出会いました。 たった今、糺の森から飛び立った妖精のよう。 泡立つ雲。まるでビールの泡のようで^-^; 筆で描きなぐったような空。 川面にピタッとおさまった白い雲。 モクモクとわき上がる雲がお日さまに輝いています…

湿原の朝。-八島ヶ原湿原にて見かけた野鳥たち-

車山高原の朝(5時40分頃)、ホテルの窓からの風景。 八ヶ岳連峰が淡い朝焼けに輝いていました。 6時少し前になると、車に乗る頃には朝の光は透明な光に変化していました。 車窓から、霧ヶ峰高原の朝。今朝もいいお天気です。^-^ 6時20分に八島ヶ原湿…

夏の日の朝焼けと夕焼け

ある日の夏の朝です。 空がオレンジ色に染まりました。 透明の光がさして、雲が輝きます。 久しぶりに見た美しい朝日の織りなす世界。 <ある夏の夕暮れ> ピンク色の雲が立ち上るよう。 時間よとまれ。 だれもいない校庭。 校庭の向こうに夕焼けが出来る。 …