お彼岸。22日に秋分がやってくるのは、116年ぶりだとか。
梨木神社の萩がそろそろきれいに咲いているかと、仕事帰りに立ち寄りました。
先週、境内の萩はまだ咲き始めという感じでした。
所々に歌を詠んだ短冊がつけられています。
梨木神社では「萩祭り」が22日、23日と行われるのです。
灯籠の横の、滝になった萩。
万葉集ではこの萩の花が一番よく詠まれているらしいです。
「高円の野べの秋萩この頃の
暁の露に咲きにけるかも」 万葉集 大伴家持
萩は、いにしえから日本人が好む花のひとつなのですね。
「秋といへば空すむ月を契りおきて
光まちとる萩の下露」拾遺愚草 藤原定家
境内には白い萩も咲いていました。
白い萩はまた赤い萩とは風情が違う…どこか清楚で上品なたたずまいです…。
「白萩の しきりに露を こぼしけり」正岡子規
(おまけ)その1 愛の木
ハートの葉っぱのカツラの樹が少し色づいていました。
(おまけ)その2 お萩
「仙太郎」のおはぎ三種。 あんこと、きなこと、ごま。
ここのは青じそ入りのおはぎです。
今朝は雨が降って、ぐっと涼しくなりました。
暑さ寒さも彼岸までとは、本当によく言ったものです。
梨木神社の萩祭りに行きたいと思っていたけれど、
どうも身体がしゃんとしないため、今年は行くのをあきらめました。
昨晩からどこかから入り込んだカネタタキが、
チッチッチッチッチと、家の中で鳴いています…(^^;