風の小径

写真で綴る季節のひとコマ 

小雪舞う銀閣寺

 二月のまだ小雪が舞う寒い日に、銀閣寺に行きました。

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総門。銀閣寺、正式名称を東山慈照寺というのは知っていたのですが、

臨済宗相国寺塔頭寺院のひとつだということは、今回はじめて知りました。(^^;

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銀閣寺垣。

この入り口の垣根には圧倒されます。まるで世俗との結界のようです。

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庫裏(くり)とその前のお庭。砂の文様が美しいです。

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観音殿(銀閣)。

かの室町幕府八代将軍足利義政公により造営されたことは言うまでもなく…。

パンフレットによると、一層を心空殿、二層を潮音閣と言うそうなのですが、

一層で心を空(くう)にするという禅の心を感じます。

それで、何故二層の名が「潮音」なのか?と不思議に思って調べてみたところ、

「潮音」とは、「仏・菩薩の広大な慈悲を大海の波音にたとえていう語」

と、ありました。なるほど…名前ひとつにも深い意味があるのですね。

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方丈前にある銀沙灘。右奥にあるのは向月台。

素晴らしい砂の造形です。

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東求堂。現存する最古の書院造り。

教科書に載っている書院造りはこちらの建物だったのですね。(^^;

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池のほうから東求堂をのぞむ。

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山の斜面は一面苔の絨毯でおおわれています。

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 途中、馬酔木の花が咲いていました。

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春を告げる可愛らしいお花です。

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お茶の井。 この湧き水は今も茶会等で使われるのだそう。

 この石組みが、茶庭のつくばい手水鉢前の源流とされるらしいです。

(立て札より)

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苔の上に、とけかけた雪が残っていました。

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 ふたたび、苔の絨毯。

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美しいです。

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寒椿の向こうに銀閣が見えました。ここからは市内も見渡せます。

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 雪がちらちらと舞い始めました。

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下り道にもまた見事な苔の絨毯。

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寒椿が落ちる小川の描く曲線もうつくし。

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 最後に池の前から見た銀閣。水鏡に映る銀閣がまた、美しいです。

 

銀閣寺を訪れたのは何年ぶり、いや何十年ぶりでしょう?(^^;

すっかりその全容を忘れていたので、

庭の美しさ、そして建物の美しさを堪能してきました。

私のまわりに居た方はみなさん言葉のイントネーションが違うので、

京都に居るはずなのに、「ここはいったい何処?」状態に。(^^;

修学旅行生やグループでご旅行に来られている方々が多かったのですが、

ときおり、ボツンと一人になれる時間(といっても1分ぐらいだけど)と

空間が出来ると、深閑とした雰囲気にふれることが出来ました。

いつか雪積もる銀閣を見てみたいものです。