先週のこと、仕事が一段落してふと窓の外を見たら、
ちょうど西の山に夕陽が沈んだところでした。
この西の山と見ている場所と御所とは、ほぼ一直線上にあります。
かつて清少納言が「秋は夕暮れ」と記したのは、
この山に沈みゆくお日様と夕焼けを見てのことだったのかもしれません。
ズームすると、木々が影絵のように連なっていました。
今も昔も、山の端の様子は変わらないのでしょうか…。
外に出ると、もうすっかり辺りは薄暗くなって、
草むらからは虫の音が聴こえます。
そして二つ三つ、鳥たちが寝どころへ向かっていました。
そして、現代の夕暮れ。
大文字も橋も車も、青い夜の中に溶け込んでいきました…。
(追記)
まめ(id:mame90)さんからいただいたコメントを読んでいたら、
急に中島みゆきの「ヘッドライト・テールライト」が
現代の夕暮れのBGMに頭の中で流れだしたので、貼付けておきます。^-^;