宇治にある西国十番の「三室戸寺」はアジサイのお寺として有名ですが、
実はつつじのお寺さんでもあります。
山門を入ってしばらくすると、濃いピンクや淡いピンク、そして白に彩られた
ツツジのお山が目に入りました。
ここには約二万株のツツジと、
そして、一千本のシャクナゲがあるそうです。
まずは階段を登って、本堂へまいりましょう。
見晴らしがよいけれど、下を向くと足がすくむ階段です…^-^;
新緑とシャクナゲの向こうに、ツツジのお山が見えました。
そしてまた、このシャクナゲは大振りなお花でした。
階段を登りつめると、宇賀神(うがじん)さまが出迎えてくれます。
この宇賀神さまをさすると、財運がよくなるんですって!^-^
(耳たぶをさわれば福が来て、髭をなでると健康長寿になり、
しっぽをさすれば金運がつくそうです。^-^/
もちろん、耳たぶも髭もしっぽも、さすさすと…^-^)
本堂。本堂の前は夏には蓮の花が咲きます。
牛さんのお口のなかの玉をさすると、勝運がつくそうです。
写真にはおさめられませんでしたが、この反対側には狛兎さんがいて、
うさぎさんが抱える大きな玉の中の卵を立てると願い事が叶うとか。
新緑のなかの鐘楼と三重塔。
塔の近くに咲いていたツツジ。
タイサンボクの蕾がひらきかけ。
新緑とツツジに囲まれた石灯籠。
池泉、ツツジをバックに。
池の周りの新緑が眩しいです。
ひとつだけ、ピンクが混じった白ツツジ。
では、いよいよ下のツツジの園へとまいりましょう。
ツツジが背より高いので、この中に入るとまるで迷路のよう。
白ツツジの向こうに青空が見えます。
迷路の先が見えました。^-^
あっちに行ったり、こっちに行ったり。
まだこの日は六分咲きぐらい?
ツツジのお花畑がずっと続く。
花畑の向こうに本堂が見えました。
そしてツツジのお花畑の上、ここからはシャクナゲの谷。
(山の上だけど、谷という名のつく道…^-^;)
真っ赤なシャクナゲ。
赤い色が目に染みます。
こんな面白いシャクナゲも咲いていました。
木漏れ日の中にはシダも。
ここからは三重塔が見えます。
手前のシャクナゲはまだ蕾。
咲いたらさぞかし綺麗なことでしょう♪
木のてっぺんでは、鶯さんが美しい声を披露中。
さて、4時を過ぎたし、そろそろツツジの園へ戻りましょう。
喉が渇いたので、門外不出の「ひやしあめ」をいただきました。
茶屋の近くのツツジ。
この辺りは日当りがよいので、よく咲いているなぁと思っていたら、
アゲハがやってきました。
吸蜜中。(かなり遠かったので、これが限界。)
帰る前のひとコマ。アジサイ迷路のなかの兄妹?
さて、そろそろ帰る(閉門)時間。
次回はこのアジサイが咲く頃にまいりましょう…♪
その後、甘味をいただきに宇治方面に出たのですが、
伊藤久右衛門の喫茶は2時間待ちとおそろしいことになっておりました…。
なので、お土産だけ買ってすごすごと退出。^-^;;
(おまけ)
この日の夕焼け。
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