お天気がよかった5月のある日、植物園へと足を向けました。
緑が輝くなか、咲いていたのはウツギ(空木)です。
ウツギは「卯の花(ウノハナ)」とも呼ばれます。
そう、「夏は来ぬ」の「卯の花のにおう垣根に」の卯の花です。
卯の花の甘いにおいに誘われたのか、アオスジアゲハがやってきました。
おや、クマバチもご一緒に♪
アオスジアゲハはあっちの花、こっちの花とたえず動き回っていて、大忙し!
一方、こちらは「マルバウツギ(丸葉空木)」といいます。
名前が示す通り、ふつうのウツギに比べて、葉っぱがまあるいですね♪
少し離れたところに、今度は淡いピンク色のお花が満開の樹がありました。
名札を探してみると、これは「ショウジョウウツギ(猩々空木)」というらしい。
ネットで見ると「ショウキウツギ」という名前のほうが一般的とか。
ショウキとは鍾馗さまのこと。
鍾馗さまのおひげに似ているからと言うんだけれど、うーん、ほんと?^-^;
妖怪へぇこいた (id:youkaiwiki)さん、どお?似てるかしらん?
(おまけ)
ウツギの近くに咲いていた花たち。
ヒオウギアヤメ(檜扇菖蒲)
葉っぱの出方が檜扇に似ているからこの名前がついているそうです。
今度こそ、クリンソウ(九輪草)。^-^;
(前回来た時に間違えた例のお花です…。→春爛漫の植物園♪)
チョウジソウ(丁字草)
可愛らしいお花ですが、有毒なんですって。
デッドデータブックでは、準絶滅危惧(NT)となっています。
わたくし、このお花、有毒でも好きです♪
キソケイ(黄素馨)
名前の由来は花の色が黄色で素馨に似ているからだそうなのだけれど、
素馨って何だろう…って思ったら、ジャスミンのことでした。^-^;
植物園、たくさん写真を撮ってきたので、また続きます。