9月は20日から30日の10日間の間に、
4回ほど詩仙堂には訪れました。
前回のエントリーでは、このブラシみたいに面白い花を咲かせる
「ショウマ」という植物をクローズアップしました。
初秋の詩仙堂から。その1-ショウマ編- (追記あり) - 風の小径
今回のその2は「秋明菊」編です。
9月20日、秋明菊が咲いているかと詩仙堂にまいりました。
その日、咲いていたのは、このピンクの秋明菊1輪だけでした。
ところが、その4日後の24日。
okko (id:okko326)さんご夫妻と訪れた時には、
えぇっ?どこからそんなに秋明菊の花を持ってきたの?と思ったぐらい、
秋明菊が花盛りだったのです。
そして、これが30日。
どんどん、花が咲いています。
(まるで定点観測、^-^;)
ヤブランと秋明菊。
水引と秋明菊。
秋明菊には「菊」という名がついていますが、
キンポウゲ科の花なんだそうです。
確かに、こうして白の秋明菊を見ると、
キンポウゲの花を大きくしたような感じがします。^-^
さて、秋明菊のそばには、紫色の花が咲いていました。
これは鈴虫花(スズムシバナ)と言うそうです。
秋の虫(鈴虫)が鳴く頃に咲き始めるので、この名がついているそう。
(※「スズムシソウ」という名の植物もあるのですが、
そちらはラン科の植物で、この鈴虫花とは別物らしい。)
28日に訪れたときはまだ咲いていましたが、
30日にはもう咲き終わっていました。
そのかわりに30日に行ったときには、ホトトギスが咲き始めていました。
見返り草も咲きかけ。
こちらは紫苑。
秋はこの薄紫の色の花がよく似合います。
20日に咲いていた桔梗。
そして、野菊。
そう言えば、紫式部の実も紫。
つやつやしたフーセンガム…^-^;
(おまけ)
20日に訪れたときにいたイトトンボ。
でも、4日後には赤とんぼに変わっていました。
28日、池のそばで。
30日、やっぱりここが気に入っているらしい…笑。
<関連エントリー>
夕刻の竹林。
その3に続きます。