長月の詩仙堂シリーズその4がまだ書けていないのに、
「詩仙堂 特別編」をはさみます。
9月も4回行った詩仙堂、
10月になっても何度も通ったのは、
藤袴に訪れしものを待っていたからでした。
しかし、なかなか待ち人来らず。(いや、人じゃなけれど、^-^;)
この連休の初日に、やっと出逢うことが出来ました。^-^
待っていたのはこのコ♪ アサギマダラです。
この蝶々の透けた羽根は、まるでステンドグラスのようです。
「アサギマダラ」を漢字で書くと、「浅葱斑」。
羽根の透けた部分が淡い浅葱色なことから、この名がついています。
アサギマダラは夏の間、八ヶ岳などの山で過ごし、
秋になると南へと移動します。
その移動ははるか遠く、
海を渡って南西諸島や台湾へと旅をすると言われています。
他の蝶々と比べると、胸のあたりがぶ厚いですね?
彼らはここに蜜を溜め込んでいるのでしょうか?
ところで、この蝶の羽根のしたには、四角い黒い模様がありますね。
これは雄の印なんだそうです。
そして、雄はこのフジバカマの蜜が大好物なんだとか。
このコはどうやら3時間ぐらい、ここで吸蜜をしていたようです。
たっぷりと蜜を蓄えて、また旅立っていったのでした。
今頃は、どこを飛んでいるのでしょう。
どうぞ台風にはくれぐれも気をつけて、目的地まで飛んでいってね。
(おまけ)吸蜜中の様子。
途中からピンぼけですが…^-^;
時おり鹿威しの音が鳴るところが、詩仙堂らしいです…。^-^
(おまけ)その2
夏の八ヶ岳にいたアサギマダラはこちら↓
<お知らせ>
四季折々の様子をごらんいただけるよう、
カテゴリーに「詩仙堂」「圓光寺」「曼殊院門跡」を作りました。m(_ _)m