風の小径

写真で綴る季節のひとコマ 

吉田節分祭 -2015- 追儺式と梔子色の厄除けのお守り

植物園の記事、雪の京都の記事がまだ書けてないのですが、

ここはやっぱり「節分祭」のお話を先にしようと思います。

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2月2日(月)

節分の前日は、午後6時から追儺式が行われるという話だったので、

5時過ぎに仕事を終えてから、吉田神社へと向かいました。

私が吉田神社に到着したのは、午後6時ほんの少し前。

 

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ところが手水舎で清め、さあまいりましょうと思ったら、

この看板をかがけたお人が出てきました。

え? ここでスタックされたら、追儺式見られないやん…。^-^;

いきなり階段の下でしばらく待機することに。

10分ほど経って、やっと上にあがる事が出来ました。

 

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でも、この人垣…^-^;

この人混みの向こうで「鬼やらい」の儀式が催されているはずなのですが…^-^;

とりあえず説明の声だけで、何が行われているか様子を知ることに…、笑。

吉田神社のHPの説明によると、

その儀式は、大舎人が黄金四つ目の仮面を被り、玄衣朱裳を着装し、盾矛をとりて方相氏となり、・子(しんし※人偏に辰)という小童を多数従え、陰陽師が祭文を奏し終えれば方相氏大声を発し盾を打つこと3度、群臣呼応して舞殿を巡ります。最後に上卿以下殿上人が桃弓で葦矢を放ち、疫鬼を追い払います。

途中、子どもたち(小童)が、

わぁーっと大きな声を出していたり、

鬼が金棒を振り回しながら暴れ回っているらしき音が聞こえたり、

最後はばすん!と、弓をひく音が聞こえてきたり…。

(もはや、音だけで神事の進行のさまを思い描く…^-^;;)

そして追儺式の後、人におされてやや恐怖を感じつつ参拝。-_-;;

 

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その後、我が家に約1名、後厄(私ではないよ、^-^;)が居るので、

護摩木を書いて奉納いたしました。

 

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厄除守とくじ付き福豆。

ところで、この厄除のお守り、そして厄除け福豆の袋、

それに節分祭の特別神符などは、すべて梔子色をしています。

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これは、梔子色は魔除けの力があると言われているからだそうです。

そのことを今年はじめて知りました。

お守りの色にも意味がちゃんとあるのですね。

※なお梔子色とは、このクチナシの実で染めた色をさします。

梔子色 - Wikipedia

 

 

(おまけ)

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黄金のとりからと、

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いちごみるく大福。

 

家で約1名、試験前でお留守番しているので

お土産に…^-^;

 

というわけで、

明日は「福豆」で豆まきをいたします。^-^

 

<関連エントリー>

2013年の節分祭の様子。↓


節分祭@吉田神社 - 風の小径

 2014年の節分祭の様子。↓


吉田神社節分祭(追記あり) - 風の小径

 

来年はちゃんと鬼にあいたい…って、鬼が笑うよね、^-^;;