気がつけば8月もなかば、もう「立秋」も過ぎました。^-^;
残暑お見舞い申し上げます。
みなさま、お元気でしょうか。
さて、本日も祇園祭・後祭宵山の様子です。
後祭・宵山の日に三条通を歩いていましたら、この提灯が目に留まりました。
はて?「鷹山」って、記憶にないな…と、思っていたら、
「鷹山」は「休み山」で、ここで居祭をされているのでした。
「鷹山」は、文政9年(1826)の巡行で大雨にあって懸装品を汚損したことを理由に
巡行しなくなりました。
そして、元治元(1864)年の禁門の変による大火で焼失。
このご神体は「鷹匠」中納言在原行平卿。
左手に鷹、右手に餌飼を持っています。
光孝天皇仁和(886年)芹川野の行幸の時、行平供奉の鷹匠姿を模したものと
言われています。
向かって左、粽を持つのは「樽負山」。
祇園祭の山鉾の中で、
粽と直接かかわるご神体はこの「樽負山」だけなんだそうです。
昔は「樽負山」が美味しそうに粽を食べるからくり人形だったそうですが、
それは先の大火で焼けてしまったのだとか。
そして、向かって右にいるのは、「犬飼」。
この「犬飼」が従えているワンちゃん、ダルメシアンっぽいですね。
ダルメシアンって、いつ頃日本に入ってきたのでしょうか。
お会所に行くと、
浴衣姿の女の子たちが粽どーですか?と、歌っていました。
この写真の粽は食べられる粽です。
鷹山は厄除けの粽とは別に、この生粽が売っています。
粽に入っていた説明書きを見たところ、
「粽には病気を治す功験がある。」だそうです。
「鷹山」の犬みくじ。
なんだかこうして撮ると、101匹ワンちゃんみたい♪♪♪ ^-^
(この写真と上の粽は撮っていいですか?と許可を得て撮らせていただきました。)
犬みくじ、このコを連れて帰りました。
ありゃりゃ、またもや「末吉」。
(「末吉」が続くってことは、やっぱり今は末吉の気運なのか…。)
それにしても、学問は「今覚えたことも右から左」って….。^-^;
ムスメは次の日が語学のテストだったので、
「げげっ、ちょっと、これはきついわ〜」っと、言っておりました…^-^;
(蕪村の「学問は 尻から抜ける ほたる哉」に通じるものが…笑)
↓蕪村の話はこちら…。
kazenonakanotabi.hatenablog.jp
ー☆ー
(御朱印)
<復興支援>
こちらは「鷹山復興事業」支援お願いのチラシ。
2026年の復興を目指しているそうです。
一口千円から受け付けされています。
寄付をすると保存会の芳名録に記載され、永久保存されるそうです。
1000口以上だと、木組みにご芳名記載されるそうですよ。^-^
(食べられる粽)
三本一組です。
昔ながらのお味、ほのかに笹の香りがしていて、美味でした。^-^
後祭宵山のお話、続きます。m(_ _)m
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