よく晴れた12月6日(土曜日)、
北野天満宮の史蹟・御土居にある「もみじ苑」の紅葉を見に行きました。
「御土居」は秀吉が築いた京都の周りを取り囲んだ土塁のこと。
ここ北野天満宮に御土居があるのを、
前回、梅を見に行った時に気づいたので、
今年は秋になったら見に行こうと思っていました。
(どうもブラタモリの影響で、御土居を見ると、
ついつい興奮してしまう…。←ミーハーな私、^-^;)
あ、今気づいたけれど、
御土居の説明している看板が新しくなって、詳しくなってますね、^-^
↓梅を見に行った時の記事
ところが、今年、
JRが「そうだ 京都、行こう」のキャンペーンに使ったものだから、
さあ大変、^-^;
このもみじ苑は紅葉の穴場ですいている予定だったのに、^-^;
大勢の方が訪れる場所になってしまいました。^-^;;
でも、今年の紅葉は一気に落葉するか、全然色づいてないかのどちらかで、
このもみじ苑もしかり。
12月に入って、ようやく紅葉が見頃になってきたような感じでした。
(人は多かったですが、おかげで観光シーズンのピークはまぬがれました…ほっ)
菅公(菅原道真公)の歌碑。
このたびは 幣もとりあへず 手向山 紅葉の錦 神のまにまに
そういえばこの歌の舞台、手向山は11月初旬に行ったのでした。^-^;
(まだ記事書けてないけれど…^-^;)
↓
ちなみにこれが手向山八幡宮にあった菅公の歌碑。
(わすれないうちに記事にしないと…^-^;)
話を御土居のもみじ苑に戻しましょう。
まず、入ったところにあったのは、
大きな欅の樹。
樹齢およそ600年の大欅(ケヤキ)。
「東風(こち)」と名付けられているのですね。
見上げて。
あ、ヒヨちゃんが飛んでいきました。
御土居のもみじは、ちょうど見頃でした。^-^
では、しばし紅葉散策。(注:写真多いです、^-^;)
紅葉の間から、本殿が見えました。
銀杏も青空に映えます。
よいお天気。^-^
ここから見る本殿は、まるで映画のワンシーンのよう。
散策を続けましょう。
下に見えるは紙屋川にかかる鶯橋。
見上げて。
オレンジ色や、
赤色など、いろんな紅葉の色が混ざり合います。
御土居の上を歩く。
見上げて。
オレンジと赤。
御土居の上と下。
かなりの高低差があるのがわかります。
和魂漢才の碑。
悪水抜き。
内側にたまった雨水をのがす、こうした工夫もあったんですね。
版築工法。
古代から用いられてきた土木・建築工法なんですね。
もみじの向こうに、紙屋川にかかる鶯橋が見えてきました。
春にはここに鶯が訪れるから鶯橋なのだとか♪ ^-^
まだ少し青いもみじ。
橋を渡って振り向くと、紅葉のグラデーション♪
ここは少しオレンジっぽい紅葉と黄色っぽい紅葉が重なり合う。
振り向くと少し赤っぽい。
見上げて。
欄干の朱ともみじの赤。
三叉の紅葉。(むむむ、思いっきり逆光ですが…^-^;)
樹齢400年を超えるそうです。
竹林と紅葉。
紅葉のグラデーション♪
日がさすと、紅葉が輝き出しました。
見上げて。
赤、黄、緑。
重なりあう赤と黄と緑。
赤と黄色♪
光とともに。
もみじ、もみじ、そして紅葉。
(おまけ)
もみじ苑の入場券には、お茶菓子券がついていて、
老松さんの「大茶湯」というお茶菓子を休憩所でいただきました。
(撮らずにいただいてしまったので、お土産で買おうかと思っていたら、
完売でした。>_<)
北野天満宮らしく、
ほんのり梅味がする白味噌餡(たぶん、^-^;)でした。
お昼前に行ったので、ついでに(?)お団子とおうどんをいただきました♪
七軒だんご。
名物「北野 あかつきうどん」は、白味噌のおうどん♪
(お土産)
北野天満宮「ゆかりの梅」
自然な色をした梅干しでした。^-^
そういえば、梅の実がなる頃に訪れたことがないので、
来年は梅の実が実る頃、一度来てみようかしら…ね♪ ^-^
なお、もみじ苑の公開は、12月13日まで延長になりました。
今年は色づきが遅かったので、鶯橋辺りの紅葉は
まだこれからのような気がします。
(6日は色づいてないもみじもまだありました。)
師走の京都の紅葉、ピークに比べると観光客が少ないので、
ゆっくりと楽しめそうですね♪
なお、13日の事始めより、「大福梅」の授与があるそうですよ。
「大福梅」の授与と一緒というのもいいかもしれません。^-^
<関連エントリー>
↓梅の季節には御土居は梅苑になります。