風の小径

写真で綴る季節のひとコマと京の小径

京都仙洞御所の青もみじと藤棚

みなさま、こんにちは♪

気がつけば5月に入り、ゴールデンウィークも後半になりました。

「桜と椿を求めて part3」の前に、季節の話題をはさみます。

(こうしないと、どんどん記事が季節をずれていくので、^-^;)

4月25日の午後、仙洞御所の予約が取れたので行ってきました。

(何年もこの時期に行きたいと思いながら、行けてなかったのでやっとです、^-^;)

最近はネットでも予約できるようになったので、とても便利になりました。

私が行った時間帯、半数は外国の方、そして半数は私と目的を同じくするだろう日本人の方でした。^-^

 

京都大宮御所 御車寄(みくるまよせ)

京都大宮御所は、天皇皇后両陛下・上皇上皇后両陛下が入洛された際には、今でも使用されています。

ここはもともと上皇后のお住まいだったところだそうです。

そして上皇が住まわれていた仙洞御所はこの南にあったそうですが、火災で消失、今、建物は残されてないとのことでした。

 

京都大宮御所 御常御殿(おつねごてん)

京都迎賓館ができるまではこちらに外国からの賓客の方が泊まられていました。

(エリザベス女王やダイアナ妃もお泊まりになられたとか)

外国の方に合わせて、ガラス窓とカーテンという仕様になっています。

中もシャンデリア、そしてベッドなど、洋風に設えてあるとか。

手前の木は向かって左の背の高い木が紅梅、右の背の低い方が白梅。

 

そしてこのお庭には、松と竹が植えられていることから「松竹梅の庭」と言われているそうです。

 

大宮御所を抜けると「北池」があります。

 

外の建物などが何も見えないので、京都のど真ん中とは思えない風景が目の前にひろがります。

 

鷺の森の手前にはアオサギさんが置物のようにたたずんでいました。

 

阿古瀬淵(あこせがふち)と紀貫之の石碑

このあたりに紀貫之の邸宅があったそうです。阿古瀬淵の名前は紀貫之の童名「阿古久會(あこくそ)」に由来するという説があるとか。

 

紅葉橋(と思う、^-^;)の前にもアオサギさん

 

こちらにもアオサギさん♪

 

青もみじとアオサギさん、^-^

 

青もみじが美しいので、これは秋の紅葉もさぞかし綺麗なことでしょう。

 

鷺の森の北側にあるこのゆるやかな滝は女滝

 

そして南側にあるこちらが男滝だそうです。

 

土橋

 

鎮守社

 

紅葉橋からの青もみじ

 

そして南を向くと、八ツ橋の藤棚が見えました。

 

 

新緑と藤の花が美しいです。

 

 

 

 

黄砂で空が霞んでいるのが惜しい、^-^;

では、八ツ橋を渡りましょう。

 

 

藤の花の向こうの男滝

 

 

雪見燈籠は水戸家から贈られたもの。

土佐橋

 

ところどころキリシマツツジが咲いていました。

 

南池の南から。

この洲浜の石は小田原藩の大久保忠真(ただざね)が領内の海岸から同じ大きさの石を石ひとつにつき米一升で集めさせたとかで、一升石と呼ばれているそうです。(その数11万1千個ですって!)

 

醒花亭(せいかてい)

塗り壁が赤いのはベンガル(ベンガラ)塗だそうです。

 

柿本社

歌人、柿本人麻呂を祀ったお社。

 

ふたたび八ツ橋のもとへ♪

キリシマツツジと藤棚

 

池に写り込む青もみじも美しいです♪

 

 

又新亭(ゆうしんてい)茶室

裏千家十一世玄々斎(げんげんさい)好みとされる草庵風のお茶室です。

四つ目垣で囲むことで結界を設けているそうです。

そして竹の先端がVの形になっているのは、たしか鬼の角を模していると聞いた記憶、^-^;(すみません、曖昧で。次回行ったときはしっかり聞いてきます)

 

以上、藤と青もみじの仙洞御所でした。

次回は秋、紅葉の頃に訪れたいです。^-^

 

(おまけ)

帰りに「二條若狭屋」さんで苺あんみつをいただきました🍓🩷

 

後日、正門を撮りに行きました。(大宮御所の前の門です)

 

門灯がとてもおしゃれでした。^-^

 

こちらはかつてあった仙洞御所用の門だと思われます。

(案内マップには門に対して何も書かれてないので、今は使われていない門となります。)

 

北門

仙洞御所の参観入り口の門になっています。

 

(おまけのおまけ)

サイドブログも久しぶりに更新しました。

よろしければお立ち寄りください。(おじぎ)

kazenokomichi.hatenablog.com