ライラックという花の名を知ったのは、たしかこどもの頃に読んだ、
萩尾望都の漫画に出て来たからだと思います。
その頃はいったいどんな花なんだろうってずいぶん憧れたものです、
なんだかとても西洋の香りがして。(笑)
それからずいぶん後になって、
実際にライラックの木を見たときはなんだかとっても嬉しかった♪
この木がおうちの庭にあったらなぁ…と、また憧れたり。(^^;
この河川敷にある木は私の背丈ほどしかなく、
花も小さいので、たぶん「姫ライラック」だと思うのですが、
花に近づくと、甘い香りが鼻をくすぐり、
やっぱり「憧れ」の世界へと引き戻してくれるのでした。^-^
ところでライラックの和名は
「ムラサキハシドイ(紫沈丁花)」というのだそうです。
姫ライラックにいたっては「チャボハシドイ(矮鶏丁香花)」…。
でもハシドイの木と沈丁花って全然違うものだと思うのだけど。
ちょっと謎が深まったのでした。