ネットで紅葉情報をチェックしていたら、金福寺が見頃となっていたので
昨日(11/19)、出かけて来ました。(お昼から用事があったにもかかわらず、
紅葉パワーで午前中に出かけてしまった、^-^;)
入り口のもみじ。見事に紅葉していました!!
実は11月の頭、少し色づき始めの頃にも一度訪れています。
これはその時の写真。入り口のもみじはまだ色づきはじめと行ったところ。
10日ほどで、見違えるほど紅葉の色が変貌していました。
そんな訳で、11月中旬の様子のなかに初旬に訪れたときのも折りませながら、
金福寺の紅葉の記事を書いていこうと思います。
(11月初旬に訪れた時の写真には、日付をいれました。)
お庭への入り口に「芭蕉庵」とあります。
元禄の昔、芭蕉がここで住職鉄舟和尚と、風雅の道について語りあったことから、
和尚がそれまで無名だった庵(いおり)を「芭蕉庵」と名付けたことに由来します。
もみじのもとには、ツワブキの黄色い花が咲いていました。(11/8の写真)
庭に入ると、赤、朱、紅、橙色のいろんな色に染まった紅葉が迎えてくれました。
赤く燃えるもみじ。
その美しさにしばし圧倒されます。
もみじの下にあるドウダンツツジも鮮やか。
蹲踞(つくばい)は黄葉のもとに。
(追記)
真ん中の口のまわりに「五・隹・矢・疋」が書かれています。
「吾唯知足」(われ、ただ足るを知る)…知足とはデジタル大辞泉によると
「《「老子」33章の「足るを知る者は富む」から》自らの分(ぶん)をわきまえて、それ以上のものを求めないこと。分相応ところで満足すること。」
と、あります。
なるほど、この蹲踞には深い意味があったのですね。
(なお、「吾唯知足」の蹲踞は、「龍安寺」にあるものが有名です。)
もみじの下には「花守は 野守に劣る 今日の月」(蕪村)と書かれた歌碑が。
ここは与謝野蕪村ゆかりのお寺でもあります。
地衣類の模様が目をひきます。(11/8)
金福寺はもとは天台宗のお寺でしたが、一時荒廃し、江戸時代中期に再興。
現在は臨済宗南禅寺派のお寺です。
枯山水のお庭。
木漏れ日が、枯山水の上に模様を作り出します。
でも、日が陰るとなくなります。
本堂の窓に当たった光が反射していました♪
四角い窓のシルエットが枯山水に映り込むのが面白くて思わずパチり。
枯山水の中で流れるもみじ。
井戸と手水鉢。(11/8)
ツタの紅葉もアクセントに。(11/8)
枯山水の奥はさつきの斜面があり、
その奥に芭蕉庵があります。
この石段をのぼっていくと、
白い山茶花が美しく咲いていました。(11/8)
もみじをバックに♪
上から枯山水を望む。
その2に続きます。
ー☆ー
この間から☆の付き方が変ですね?
みなさんのコメントにつけた☆が、吹き出しから記事に入ると表示されません。
(一番上のタイトルをクリックすると見えるのだけれど、
そうすると、みなさんからもらったコメント欄の☆が表示されなくなります。)
それに今まで他の方のコメントに☆をつけてメッセージが来ることなかったのに、
「kazenokomichiさんが○○に☆を付けました。」とメッセージが入ります。
いや、自分がつけたんだから、それはわかるって!^-^;
なんかおかしいよ〜、はてなさん、なおしてね。
(ついでにiPhone4sの縦でブログを見ると、写真の比率がおかしくなります。
今までそんなことはなかったのに…なんでだ〜!!)