9月16日(敬老の日)
早朝の緊急速報ではじまったこの日、
起きてテレビをつけたら、
目に飛び込んで来たのは京都市内に避難指示が出ているというニュースと、
渡月橋の映像でした。
市内で川の水が溢れるなんてこと、今まで考えたこともなかったので、
もう驚いてしまって、しばらく呆然としてしまいました。
被災された方々には心よりお見舞い申し上げます。
実は家の横には川が流れています。
ふだんはチロチロと流れているのかどうなのか…というぐらいの川ですが、
昭和のはじめには土石流があり、周辺はかなりの被害があったと、
ムスメの出た小学校ではその記録(写真など)が残っています。
今は強固なダムが上流に築かれ、
私たちはそのダムに守られて生活しています。
でももし、このダムが決壊してしまったら…?と、
濁流がどんどん上流から流れて来るのを見ると思うのです。
今回は大丈夫だったけれど、次は?
いつかダムは砂と水の重みに堪え兼ねて壊れるかもしれない…。
人の作ったものに絶対安全なんてものはない…。
時として、自然は人智をはるかにこえて猛威をふるう。
そう心にとめておかねば…と。
お昼過ぎ、お日様がさして来たので外に出ました。
これは12時過ぎの高野川の様子。
いつもとは違う激しい水の流れ。
この辺りに住むカワセミたちは、今日はどうしているのでしょう。
お魚とらえることが出来ずに、おなかを空かせているかもしれません。
以前、この辺りでバンビちゃんも見かけたけれど、
ちゃんとお山に帰ってたかな?
橋から下をのぞくと、ぞくっと足がすくみます。
ほんとは美容室に出かけたのだけれど、よく考えたら月曜日。
お店はお休みでした…^-^;
こちらは夕方5時過ぎの鴨川デルタの様子。
亀石たちも水に隠れてしまって見えません。
ふだん草が生えている中州も全部水の中、
滔々と水がなかれ、まるで違う川になってしまったかのようです。
台風一過、秋晴れの澄んだ青空がひろがっていました。
そして、その青いなかに白いお月様がぽっかりと。
いつも不思議に思うのだけど、この青空のなかのお月様のときは、
うさぎさんも青いこと…。
まるでクレーターが透けて、月の向こうの空が見えているかのよう。
歩道に戻ると、大きなカラスが1羽、逃げもせずに止まっていました。
西日を浴びて、なんだか神々しいカラスさん…神のお使い烏?^-^;
その後、上洛されているokko (id:okko326)さんご夫妻と待ち合わせ、
近くのお店で楽しいひとときを過ごしました。^-^/
気がつくと、あっという間に5時間も!
ネットがつなぐ札幌と京都の縁♪
はてなの、このブログがなければお知り合いになることもなかった縁。
ほんと、「はてな」には感謝です。m(_ _)m
夜、帰るときに見たお月様。
だんだん、だんだん、ふくらんできました。
- 作者: エリックカール,もりひさし
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ふくらんでいくお月さまを見ていると、
いつもこの本を思い出します。