風の小径

写真で綴る季節のひとコマ 

蓬莱山はまだ春じゃなかった。

 今週のお題「2013年のゴールデンウィーク」

GW後半の中日、お天気もまずまずだったので、ちょいと山へと出かけました。

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とはいえ、ふもとから登るのは大変なので、

文明の利器を使って、一気に山の上へ…(^^;

琵琶湖バレイって、昔はたしか定員4名だったかの小さなゴンドラで

ちまちまと上まであがったものだけれど、

いつのまにか、定員121名、日本最速のロープウェイに変わってました。

(変わったのが2008年とのことなので、

少なくとも5年はここに来ていなかったことになります。)

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ここは標高1100メートル。眼下には琵琶湖が広がります。

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蓬莱リフトの上からの景色。

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ふと下を見ると、まだ雪が残っていたので、びっくり。

(ここは冬はスキー場となります。)

(でも、風が強くてすぐにリフト止まるし、アイスバーンというイメージが私のなかでは強過ぎる…(^^;)

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蓬莱山から琵琶湖を望む。

山裾は新緑で彩られていますが、

山頂付近の木々はまだ芽吹いてもいませんでした。

さて、スキー場のゲレンデから離れて、少し山歩きをすることに。

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蓬莱山の山肌は一面、熊笹でおおわれています。

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まだ芽吹いていない山の様子は、なんだか荒涼として寂しい風景。

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その寂しい山のなかで、ときおり、「ホーホケキョ♪」と鳴き声が響き渡ります。

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木のこずえのてっぺんで、鳴いていた鶯君。

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鶯君、はじめて撮りましたが、思った以上に地味な鳥さんでした。(^^;

でも、お目目がくりっとして、かわいかったです。

目覚める前の山のなかで、唯一春な気持ちにさせくれました。^-^

それでもあまりにも寂しかったので、

予定では小女郎ヶ池まで行くつもりでしたが、

小一時間ほどの散策で、もとにもどることにしました。

(行きは下りでしたが、帰りはほぼ登りばかりできつかったです…(^^;)

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唯一の華やぎ(?)は、馬酔木の花が咲いていたことでした。

蓬莱山は、また夏に来ようと思います。

(おまけ)

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まるで琵琶湖に飛び込んでいきそうな、ブランコ。

なかなかのスリル?が味わえます。

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帰る頃、けっこう横殴りのはげしい雨が降り出しました。

やはり山の天気はころころと変わりやすいです。

しかし、下界は晴れているようで、ロープウェイに乗り込むと、

琵琶湖に大きな虹がかかっていました。