さて、今回の紅葉便りは、南禅寺の境内にある「南禅院」です。
ここは鎌倉時代の第90代天皇である亀山天皇が
離宮を寄進して禅寺とした南禅寺発祥の地だそうです。
出迎えてくれたのはこのあざやかな黄色のもみじ。
現在の南禅院方丈は綱吉の母、桂昌院の寄進によって再建されたものだそう。
方丈の向こうには、琵琶湖疏水の水路閣が見えますね。
お庭は鎌倉時代末の代表的な池泉回遊式。
池にもみじが映り込みます。
もみじ越しの方丈は格別な美しさです。
もみじ越しにもう1枚。
池の奥からのながめは幽玄です。
さらに池の奥にすすむと、少し明るくひらけてきました。
池越しに方丈の屋根が見え、これもまた美しいです。
建物は総桧の入母屋造こけら葺きだそう。
こちらは方丈の奥にある建物の屋根。
苔むして、なんともいえない風情がありました。
(おまけ)南禅寺境内のもみじたち。
人が多いので、ひたすら上を見上げて撮りました、(^^;
すっかり葉を落として見事な銀杏の葉っぱの絨毯。
日が射すと、またひときわ美しく…。
つわぶきの花もいたるところに咲いていました。
火曜日、蹴上→南禅院→真如堂→黒谷→三条とずいぶん歩きました。
坂道も多かったです。
この日はそれほど疲れたと思わなかったのですが、
疲れとは翌日に出るもので…。
昨日は仕事から帰って少し横になったら、起き上がれなくなりました。
うぅ、日頃の運動不足がたたっているのでしょうね…とほほです。
追伸:紅葉便り、あともう少し続きます…。(長くなるので次回につづく。)