2015年の新春、京都は60年ぶりの大雪に見舞われました。
その雪のなか、圓光寺に行ってまいりました。
龍のお庭も今日(1/2)は雪のお庭です。
垣の上にもこんもりと雪。
万両も雪帽子かぶり、
木々には雪の華。
それでは、十牛之庭へと参りましょう。
十牛之庭の百日紅が雪を飾りながらお出迎え。
雪のなかの水琴窟。
本日のお花は寒椿かしらん。
十牛之庭の牛さんも雪をかぶっていますね。
格子窓から。
格子窓の前には南禅の文字の瓦。
そう言えば、圓光寺は臨済宗南禅寺派のお寺でした♪
さて、ではお庭に出てみることにしましょう。
おや、この木の上に…
なんと言うことでしょう…赤い実をつけた万両があるではないですか。
今まで何度もこのお庭を訪れているのに、まったく気づきませんでした。
雪に埋もれた南天の実。
でも先っぽは、小鳥さん(たぶんヒヨちゃん)に食べられているようですね。
にっこりお地蔵さまは…すっぽりと雪のなか。^-^;
まるで、雪のかまくらのなかにお隠れになっているようです。
池はうっすらと氷がはっていました。
こちらの池も薄氷がはって、とても寒そう…。
ここ(坐禅堂)からの十牛之庭のながめはまるで雪の森のなか。
雪のなかでぽっと赤く灯火のように咲く山茶花。
東照宮(家康の墓)に登る山道から下をのぞむ。
こちらは東南の山。
上から見た雪の圓光寺。
ここは京都市内が一望出来ます。
五山の送り火の船形も真っ白。
雪の竹林、その向こうに見える白い建物は野仏庵。
去年末から今年にかけて、
やたらと野仏庵のキーワードでいらっしゃる方が多いな?と思っていたのですが、
どうやら入り口の羊さんの置物が皆さん目的のようです。
建物も雪を抱くといつもと違う風景になります。
再び下に降りて、竹林のなか。
風が吹いて、竹の葉っぱに降り積もった雪が
まるで吹雪のように舞い落ちます。
光と影。
あかるい光がさすと、雪が輝きを増して、
どこかにかぐや姫が隠れていそう…。^-^
窓から見える雪の庭。
門の屋根の雪。
つららが出来ていました。
この下にいるのは、ちょっとスリリングかも…^-^;
観音様も雪の帽子をかぶっていらっしゃいました。
さて、そろそろ帰る事にいたしましょう。
松に積もった雪。
葵の御紋が見えてまいりました。
以上、雪の圓光寺編でした。
(おまけ)
帰り道の神社の鎮守の森で見つけた風景。
黄色のもみじ、雪の重みでやっと落葉したのかもしれませんね。
<関連エントリー>
↑これは去年の雪の圓光寺。
このときは、少し雪が降った程度でした。
↑圓光寺の記事はこちらのカテゴリーにまとめてあります。
(おまけのおまけ)
圓光寺とはまったく違う話ですが…^-^;;
本日、録画しておいた「ブラタモリ京都編」を見ていたら、
水路閣、そしてインクラインが出てきました。
(旅日記のほうの2年前の記事が急に注目記事にのぼってきたので
あれ?と思っていたのですが、なるほど、そういう事か…。)
ブラタモリ京都編、なかなか面白かったです。^-^
久しぶりに疏水沿い、そしてインクラインを歩きたくなりました。
↓2年前の記事、まさにタモリさんが歩いた道。
京都ミニトリップ-その2-南禅寺〜水路閣〜琵琶湖疏水分線〜発電所水圧鉄管 - 風のなかの「 旅日記」
京都ミニトリップ-その3-インクライン〜平安神宮 - 風のなかの「 旅日記」
御土居もやっていましたね。^-^
廬山寺その2-寺町通と御土居と京都七福神- - 風のなかの「 旅日記」