風の小径

写真で綴る季節のひとコマ 

流し雛の思い出

今週のお題「ひな祭り」

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3月3日、毎年下鴨神社では「流し雛」の行事が行われます。

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ムスメがまだ幼稚園の頃、一度訪れた事がありました。

以前の日記を振り返ってみたら、

とても懐かしかったので、そのまま転記します。

ーー☆ーー☆ーー

「流し雛」

お昼過ぎから、下鴨神社の「流し雛」を見に出かけました。

糺の森の中を流れる小川を見ていると、

上流からひとつ、流しびなが流れてきました・・・。

ときおり、くるくるとまわりながら、

森の中のせせらぎの中を、この葉のように流れていきます。

その後しばらく眺めていましたが、

ここまで流れてきたものは ひとつだけでした。

(それとも途中でどなたかが流したのかもしれません。)

境内に入ると、とても多い人でした。

「流しびな」をひとついただきました。

今年受けたものは家に持ち帰り、1年間飾った後、流すのだそうです。

そうすると、厄も一緒に流れていくとか。

御手洗川はすごい人出。

娘はどうしても流したい〜と半泣き・・・

1年飾って来年持ってこようねと説得するのに一苦労です。

とりあえず今年は流すしぐさだけをする・・・

ということで折り合いをつけました。

さて、無事持ち帰ったお雛様・・・

どうぞこの1年、娘が健康で過ごせますように お守りくださいね。  

ーー☆ーー☆ーー

以上、2002年3月3日の日記より。

写真も当時のものをそのまま引っ張ってきました。

バックアップのハードディスクを堀ってみたのですが、

なぜかこの写真たちが残っていません。

これらはデジカメで撮ったのではなく、

当時の私の携帯電話の写メだったのかもしれません。

(写真がもうここにしか残ってないので、

日記をアップロードしておいてよかったです。(^^;)

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 そしてその1年後(2003年3月3日)の日記を振り返ってみると、

その日は雨降りで、下鴨神社に流しに行けなかったと書いています。

(すっかりそんなことも忘れていました。日記はつけておくものですね…(^^;)

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我が家の流し雛は結局、しばらく我が家にいらっしゃって、

何年もの厄を受け止めてくださったことになります。(^^;

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 この流し雛も、だれかの厄を引き受けてくださっているのですね。

あらためて、ここまでムスメが健やかに育ったことを

流し雛に感謝した1日でした。

 

(おまけ)

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今日(2013.3.3)の輪橋(そりばし)と、光琳の梅。

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 まだ一分咲きでした。