先週の日曜日の夜、涼を求めて下鴨神社の「みたらし祭」に行ってまいりました。
夜空にはうっすらと薄雲がたなびき、月が綺麗な夜でした。
夜の8時頃でしたが、まだまだたくさんの人出。
毎年、ここの看板(?)には「みたらし祭」とかかっているのですが、
今年は「井上社例祭」となっていました。
はて?「井上社」とはどこのことぞ?と調べてみたら、
↓ 御手洗池の前にある、この摂社のことでした。
「井上社(別名、御手洗社)」は災難厄除けの社。(写真は2012年に撮ったもの)
下鴨神社のFacebookを見てみると、
土用の丑の日に「井上社例祭」というのが執り行われるようです。
なるほど、「みたらし祭」というのは、「井上社」のお祭りだった訳ですね。
今年は式年遷宮ですからね♪
天皇家、宮家からの援助もあるようです。
夜の楼門。
献灯に灯がともる。
この楼門をくぐると、幻想的でまるでどこか別の世界へと導かれたよう。
舞殿。
献灯たちは、あたたかな色。
やはり、楼門より中は別の世界…。
楼門の上からお月様がお祭りを照らしています。
さて、ここから御手洗池に入ります。
御手洗池の水は思いの外、冷たい。
はじめてこの池の水に入る方は、その冷たさに驚かれます。
そして思った以上に深さがあるので、
膝上まで着ているものをたくし上げます。
(いつもはこんなに深くないんですよ。下鴨神社の不思議のひとつ。)
こちらでローソクに灯をともします。
消さないように気をつけて、そろりそろりとまいりましょう。
このお祭りの間、御手洗池には結界がはられています。
ゆらめくロウソク。
ロウソクに祈りをこめて献納いたします。
ひとりひとりの祈りの灯。
夏の祓えのあとは、御神水をいただきます。
そして、健脚祈願。
こちらのお水の出ているところで、清めます。
その後、去年もいただいた「かんむし封じの御神石」をいただきました。
(暗くて写真が撮れなかったので、この写真は去年行ったときのもの)
吊り灯籠。
灯篭にはふたば葵の紋様。
三井社。
今、下鴨神社では夏の特別拝観をしています。(9月30日まで)
国宝御本殿、重要文化財の三井神社、大炊殿、神服殿を拝観出来るそうです。
御本殿も見られる貴重な機会なので、ちょっと行ってみたいと思っています。
(おまけ)
いつもならこの鳥居を入ったところ(この写真の白いテントのところ)で、
みたらし団子をいただくのですが、残念ながら売り切れでした。
(ま、最終日の午後8時だし、そんな予感はしていたんだけど、^-^;;)
仕方がないので(?)これは去年行った時のものを貼付けておきます…^-^;
食べたかったなぁ…みたらし団子!(来年は食べる! ^-^;)
↓ちなみに去年の様子です。(メインはお白石持神事になってますが、^-^;)
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一昨年は朝のみたらし祭。
清々しい朝の空気のなかのみたらし祭もいいですよ。
さらにその前の年は、たそかれ時のみたらし祭です。
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