少し時を遡って、4月19日の日曜日に戻ります。
槇尾山・西明寺を後にして、次に向かったのは、高雄山・神護寺でした。
靄でけぶる清滝川。
弘法大師が硯のかわりに使ったと言われる「硯石」。
硯石の前の樹々の間から、槇尾山のツツジと新緑が見えました。
かなり霞んでいるので、ぼやっとしていますが…。
これは(たぶん)「ウワミズザクラ」の蕾。
楼門が見えてまいりました。
神護寺は弘法大師霊場・遺迹本山。
高野山真言宗のお寺です。
紅葉のシーズンは人で溢れていた楼門前も、今は誰もいません…。^-^;
振り返っても、だれもいません。^-^;;
楼門横の書院。
しだれ桜が少し残っていました。
宝蔵の前の新緑。
和気公霊廟。
そう、この神護寺は、和気清麻呂が創建したのです。
新緑の向こうの鐘楼。
このシーズン、神護寺は閑散としていますね。
振り向いても、ほんと誰もいない…。
明王堂。
五大堂の前には鬼瓦が置いてありました。
一度みたら忘れられないようなお顔の鬼瓦。
八重桜がまだ咲いていました。
雨にしたたる八重桜。
ぶーん!と飛び回っていた青い虫。
私に向かって飛んできたときにはちょっとこわかったです…^-^;;
(追記)
tomo (id:tomo508)さんにこれは「ハンミョウ」という虫さんだと
教えていただきました。別名「ミチオシエ」とも。
tomoさん、いつもありがとうございます。(おじぎ)
金堂への石段。
金堂。
五大堂(手前)と毘沙門堂。
キセキレイさん。
またもや金堂の屋根のいちばん高いところにいました…笑。
鬼瓦。
♡の文様。
新緑のむこうに。
閼伽井。
弘法大師自らが掘られたと伝えられる井戸だそうです。
さて、「かわらけ投げ」です。
神護寺は「かわらけ投げ」発祥の地なのです。
「厄除」と書かれた小皿が二枚。
この谷に向かって投げます。
白い点のようなものが、かわらけ。
オットが投げたものですが、まるで円盤のように遠くまで飛んでいきました。
これで厄は遠くのほうへと飛んでいってくれたかしらん、^-^;
かわらけ投げもやって、満足したことだし、
そろそろ戻ることにいたしましょう。
椿の樹に止まっていたヒヨちゃん。
椿も新芽が出ていました。
落ちてなお絵になる椿の花。
新緑のトンネル。
願いを唱えながら、くるりと回します。
シャクナゲが咲き出していました。
雨に濡れるシャクナゲ。
うろをみっけ。
さて、硯石亭で遅い昼食をいただきましょう。
「 もみじそば」をいただきました。
清滝川を再び眺め、そろそろ帰ることにします。
(おまけ)
帰り道の途中で見かけた山の斜面のツツジ。
こちらはまだまだ満開で、とても綺麗でした。
<紅葉シーズンの神護寺>
↑こちらは、去年訪れた紅葉の時期の神護寺です。
<関連エントリー>
↑神護寺の前に訪れた西明寺のエントリーです。
ー☆ー
なお、高雄からの帰り道、仁和寺にも立ち寄りました。
仁和寺のエントリーは「旅日記」のほうに記しています。
よろしかったら、お立ち寄りください。(おじぎ)
kazenonakanotabi.hatenablog.jp
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