少し遡って5月の17日と19日の2回、
平安神宮の神苑に行く機会がありました。
ほんとは杜若(カキツバタ)が目的だったのですが、
杜若の花のピークは過ぎていました。
一番手の花はすでに終わり、二番手三番手の花がちらほら。
なるほど、一番手がしぼんだあとに、二番手がこうして咲くのですね。
ん?よく見ると、緑色のコが…蜘蛛さん?
おや、カキツバタの中にアオサギさんが1羽おりました。
ふむ、なかなか絵になるところにいらっしゃる。^-^
こちらは少し珍しい杜若。
この杜若は、光格天皇が愛され、「折鶴」と御命名されたのだとか。
確かに優美な姿は「折鶴」のようにも見えます。
それにしても折り紙って、
江戸の時代にはすでに遊びとして存在したのですね。
「折鶴」はいったいどの時代にだれが折りはじめたのでしょう?
杜若は終わりかけでしたが、かわりに花菖蒲が咲き始めていました。
19日の時点でも、花はまだちらほら咲き。
まだ池に八ッ橋もかかっていなかったのですが、
そろそろ八ッ橋がかけられた頃でしょうか?
↓これは3年前に訪れた時のもの。(2012.6.11撮影)
このように、この花菖蒲が咲く時期だけ橋がかけられます。
kazenonakanotabi.hatenablog.jp
睡蓮も咲き始めていました。
すくっとのびた睡蓮。
白い睡蓮はゆで卵の花のよう、^-^;
睡蓮の葉っぱの下には、めだか(?)さんがいっぱい♪
この黄色いのはコウホネ(河骨)。
睡蓮を愛でに、臥龍橋を渡っていきましょう。
真上から…とんぼさんになった気分で。^-^
お日様があたって、宝石のような睡蓮の花。
池の周りを一周中。^-^
池の周りを飛んでいたトンボさん。
イトトンボ。
なんだかトンボのメガネの黒い点がね、
漫画みたいに目と口に見えるんです…^-^;
イトトンボのそばで見つけた梅の実。
池の端のサツキの花の蜜を吸いにきていたのはナガサキアゲハ。
かなり大きなアゲハでした。
ヘラオモダカ(篦面高)。
ポツポツと藻の花が咲いています。
小さな花です。
青もみじ。
木の上のコサギさん。
池に浮かんでいるような泰平閣。
赤いもみじとともに。
泰平閣から。
尚美館。
泰平閣から池を眺めていたら、
亀さんが泳いでやってきました。
カモさんたちも…
カメさんのあとを追う(?)カモ♀さん。
目的は…鯉のエサだったんですけれどね、^-^;
あれ? ゴイサギ様?!
(訂正と追記)
五位鷺様にしてはちょっと雰囲気が違うと思ったら、
ササゴイだったようです。
Tpongさん、いつもありがとうございます。(おじぎ)
ササゴイは夏にやってくる鳥だそうです。
この写真は17日に撮ったものですが、
19日に友人たちと訪れた時にも、池の中州でうろちょろしていたので、
しばらくは神苑に留まっているのかもしれません。^-^
ちょこまかと動く姿は可愛らしかったです♪
さっきから五位鷺様ササゴイがくわえている赤いもの。
これはモミジのタネコプター♪
五位鷺様ササゴイって、何でも食べるんですね。
最後に泰平閣の写真を撮って、神苑を後にしました。
(おまけ)
吊り灯籠。
玄武。
朱雀。
白虎。
青竜。
前に行った時には、四種類の灯籠を見つけられなかったので、
何をあらわしていたのかわかっていなかったのですが、
今回、4種類撮ってみて、
これは「四神」を表していたのね…と、気づきました。^-^;
(謎がとけてすっきり。^-^)
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(おまけ)
京の夏には、やっぱり鱧料理♪ ^-^