ここは南禅寺の北に位置する別荘群の道です。
写真の左手にあるのは「野村碧雲荘」、
そして枝垂れ桜が咲いているのは「清流亭」。
「野村碧雲荘」
ここは旧野村財閥の創業者「野村徳七(二代目)」氏が、
大正6年から11年の年月を費やして完成させた邸宅です。
敷地は約6千坪、建築は北村捨次郎氏、
庭園は七代目小川治兵衛父子が手がけました。
中のお庭は南禅寺山を借景として、
琵琶湖疏水の水を引いた大きな池があります。
池には優雅に1羽、白鳥が泳いでいるのが印象的…。
(通常非公開。ただし4年に1度公開される機会があります。)
不老門。
お茶会などの会合時、正式な碧雲荘への入場門として使用される門。
天皇陛下もこちらの御門を使われてなかに入られたそうです。
前庭には、桜の木と松の木が植えられ、6月には花菖蒲の花が楽しめます。
「清流亭」
こちらも建築は北村捨次郎氏、庭園は七代目小川治兵衛父子が手がけたそうです。
青空としだれ桜。
左に枝垂れ桜、右に染井吉野。
右手の野村碧雲荘の建物は、龍頭軒。
お茶会のときの寄り付き待合として利用されていました。
枝垂れ桜日和なお天気でした♪
(2016.4.6撮影)
<関連エントリー>
花菖蒲の頃の、野村別邸。
kazenonakanotabi.hatenablog.jp
ー☆ー
桜の記事、まだまだ続きます。