朝起きたら、ほんのりと雪景色だった日。
久しぶりに法然院へ行きました。
ところが、あれあれ? 山門が見当たりません。
そう、山門は屋根を葺き替え中で通れなくなっていたのでした。
白砂檀の横も今日は通れません。
その白砂壇のかたわらにある寒椿の樹。(山茶花かも…)
寂しげな冬の景色に、
紅を添えます。
今の時期、訪れる人もまばら。
風もなく、静かな佇まい。ときおり、野鳥の声だけが聞こえてきます。
葉っぱの先からつつつと流れ落ちる一筋の水。
奥に続く石道。
奥には地蔵菩薩様がいらっしゃいました。
その傍らには、仏足石がありました。結構、大きいです。
苔むす庭。
朽ちた切り株には、まだほんの少し雪が残っていました。
雪がとけて、苔に水滴がついています。
白砂壇の手前の苔の上にもとけかけた雪が。
そして、苔の先には水玉がいっぱいついていました。
(おまけ)
冬でも修学旅行生でにぎわう銀閣寺道から一歩はずれると、静寂な哲学の道。
- 作者: レイチェル・L.カーソン,Rachel L. Carson,上遠恵子
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 1996/07
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(追記)きれいになった山門の様子はこちら↓