朝起きたら、ほんのりと雪景色だった日。
久しぶりに法然院へ行きました。
ところが、あれあれ? 山門が見当たりません。

そう、山門は屋根を葺き替え中で通れなくなっていたのでした。

白砂檀の横も今日は通れません。

その白砂壇のかたわらにある寒椿の樹。(山茶花かも…)

寂しげな冬の景色に、

紅を添えます。

今の時期、訪れる人もまばら。

風もなく、静かな佇まい。ときおり、野鳥の声だけが聞こえてきます。

葉っぱの先からつつつと流れ落ちる一筋の水。

奥に続く石道。

奥には地蔵菩薩様がいらっしゃいました。

その傍らには、仏足石がありました。結構、大きいです。

苔むす庭。

朽ちた切り株には、まだほんの少し雪が残っていました。

雪がとけて、苔に水滴がついています。

白砂壇の手前の苔の上にもとけかけた雪が。

そして、苔の先には水玉がいっぱいついていました。
(おまけ)

冬でも修学旅行生でにぎわう銀閣寺道から一歩はずれると、静寂な哲学の道。

- 作者: レイチェル・L.カーソン,Rachel L. Carson,上遠恵子
- 出版社/メーカー: 新潮社
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(追記)きれいになった山門の様子はこちら↓