少し季節を遡って、5月の末のことです。
そろそろサツキが咲いている頃だろうと詩仙堂を訪れました。
うーん、思ったほどは咲いていません。
ここのサツキの見頃は遅めなのだけれど、蕾もそれほどなさそう?
ぽつぽつと。
座敷からニワフジが咲いているのが見えました。
座敷で座っていると、BGMは時折聞こえる僧都の音と、
賑やかなカエルの声。
庭に降りてみると、蕾がほつぼつ見えるから、
花のピークはまだだったかもしれません。
それでも、何年か前に訪れた時に比べて、
花付きが悪い気がします。
kazenonakanotabi.hatenablog.jp
↑2014年と2015年の同じ時期に訪れた時の様子です。
やっぱりあの頃の方が花がいっぱいついていた気がします。
来年はいっぱい花付くといいなと祈っておきます。
ミヤコワスレは詩仙堂では丈山菊と呼ばれています。
丈山菊、白い花もあります。
そして、珍しい斑入りのカキツバタ。
サツキの間をぬけて
池のそばには京鹿子(キョウガノコ)が咲いていました。
Instagramのほうにも書きましたが、今までキョウカノコだと思ってました、^-^;
キョウガノコって、濁るんですね。
雨露にぬれる露草。
露草とサツキ。
詩仙堂のInstagramによると、露草って朝は咲いているのですが、
午後には閉じるそうです。
そして長い間咲き続けるそうなので、
お花が見たい場合は午前中に行くのがいいかもしれませんね。
ひとつだけ咲いていたガクアジサイ。
他はまだまだこれからでした。
ミヤコワスレ(丈山菊)
木瓜の実がなっていました。
お地蔵様その1
お地蔵様その2
お地蔵様その3
緑がだんだん濃くなってきました。
アヤメがすっと美しい立ち姿。
この日は石川丈山翁遺宝展の最終日でした。
毎年この時期の三日間だけ開催されます。
今回も家光の書をへぇと見てたけれど、
7年前もまったく同じこと書いてました、^-^;
(すっかり忘れてました)
弟切草(オトギリソウ)
弟切草って、兄に弟が斬り殺されるっていう話からきてるらしいのだけど、
なんとも哀しい伝説がある花やなぁ…と、切なくなります。
僧都のそばには赤いサツキが咲いていました。
カコーン♪
シチダンカ(七段花)もひっそり咲いていました。
こちらはハクチョウゲ(白丁花)
雨上がり、しっとりと濡れたサツキ。
訪れた日からちょうど2週間が経ちました。
今はガクアジサイがきれいに咲いている頃かもしれませんね。
kazenonakanotabi.hatenablog.jp旅日記のほうでは、4月のはじめに訪れた時の様子を綴っています。
よろしければお立ち寄りください。