二月の終わりに梅を見に紫式部ゆかりの「石山寺」へと行きました。
「おおつ光ル」くんです。^-^
入山して階段を上がると、盆梅が迎えてくれます。
二月だったので、まだ蕾も盆梅も多かったです。
硅灰石と多宝塔をバックに。
石燈籠と白梅
硅灰石と多宝塔(国宝)
多宝塔は源頼朝の建立と伝えられ、現存最古の多宝塔だそうです。
あら? このセミの抜け殻は枝に刺してあります。百舌の速贄かしらね?
梅つくしの盆梅たち
まるで老梅木の貫禄がありますね。盆梅だけど。
源氏の間
ここで源氏物語を書き始めたと言われています。
去年来た時には、この中央に紫式部のお人形が座っておられたのですが、今年は不在ですね?
珪灰石の上から
月見亭横の山茶花は花びらの絨毯を作っていました。
月見亭
月見亭横からの瀬田川の眺め。
昔なら、ここから瀬田の唐橋と琵琶湖も見えていたと思われます。
今は新幹線と名神の橋が手前にあって、ちょっと唐橋は見えないです。
月見亭、したからの眺め。
第一梅園「薫の苑(においのその)」
ここは普賢院跡になるそうです。
第二梅園「東風の苑(こちのその)」
侘助も咲いています。
第三梅園「水仙の苑」
あれ?そういえば水仙、見かけなかったかも?
kazenokomichi.hatenablog.comここでは、越冬したアカタテハを見かけました。
光堂のそばではカンザクラが咲いていました。
山茶花と紫式部像
こちらのカンザクラにはメジロが2羽、お食事に来ていました。
ちょっと逆光。
メジロちゃんドアップ💦
こちらにも桜が。
石山寺、いろんな種類の桜がが植えられていますね。
おや、蜜蜂が来ていました♪
天智天皇の石切り場
ここの石、奈良まで運ばれたのですねぇ。
この投稿をInstagramで見る
これは去年の四月の様子。
スワイプしていただくと、源氏の間に紫式部のお人形が座っています。
この投稿をInstagramで見る
新緑が美しいです。
この投稿をInstagramで見る
こちらのリールでは、キビタキやウグイスの鳴き声をおさめています。
(おまけ)
帰りに茶丈藤村でぜんざいをいただきました。
そしておみやげは「たばしる」
芭蕉の「石山の石にたばしる霰かな」からのお菓子だそうです。
美味しゅうございました。
こちらは石山寺の中にできているお土産コーナーで。
桔梗の花は生八ツ橋でした。
(抹茶は柳桜園の浮舟を合わせてみました。^-^)
なお、「光る君へ」の大河ドラマ館と「恋するもののあはれ展」の詳細は「旅日記」のほうに別記事で載せています♪
kazenonakanotabi.hatenablog.jp
↓こちらは過去記事。夢の桜が咲く頃のものです。
kazenonakanotabi.hatenablog.jp
↓この時に手に入れた「源氏小鏡」について。
この本は、源氏小鏡(五冊本)を一冊にまとめたものだそうです。
絵で読む源氏物語五十四帖です。(どうやら当時の源氏物語解説本だったらしい)
挿絵がとても美しいです。
日本で美しい挿絵のもので残っているのはこの石山寺本だけだそうです。
(室町時代後期書写のもの)
書店では販売されていないので、手に入るのは石山寺でのみのようです。